私は2020年11月に、クレアール簿記検定講座の2021年2月目標3・2級マスター Web通信に申し込み、簿記の勉強を始めました。
私がクレアールの簿記を受講する上で活用したのは、期間限定割引と教育訓練給付制度の2つのみです。
それだけで一般価格58,000円のコースが、最終的に30,624円(約半分の費用)に抑えることができます。
この記事では、クレアール簿記を安く受講する方法と、安く受講する上での注意点について紹介します。
私が簿記の勉強を始めた理由
はじめに、私が簿記の勉強を始めた理由を紹介します。
それは、資格講座を安く受講できることは大事ですが、自分にとって価値のある講座を学ぶことの方が大事であると考えているからです。
以下の5つが私がクレアールで簿記の講座を受講した理由となります。
チェックポイント
・株式投資に有利(決算書の読解力が上がる)
・個人事業を始める場合に確定申告で役立つ
・リベラルアーツ大学 両学長がクレアールでの簿記学習をオススメしていたため
・受講するクレアール簿記講座が教育訓練給付金対象で安く受講できたため
・簿記2級まで取得すれば就活に有利なため
「就職に有利」
「安い費用で資格が取得できる」
「今後の仕事に活かせる」
受講理由は人それぞれですが、受講する明確な目的・理由があった方が資格勉強のモチベーションは保ちやすいです。
クレアール簿記は2月・6月・11月に受講申し込みするべき
これからクレアール簿記の学習を検討されている方は、2月・6月・11月のいずれかで申し込みをすることをオススメします。
その理由は、単純に期間限定割引額が大きく、受講費用が安いからです。
他にも、資格試験日までの時間を長く確保できるというメリットもあります。
最近は簿記のネット試験が導入されたことで、試験日にある程度融通が効くようになってきました。
しかし、これらの時期に受講した方が基本的に勉強時間を長く確保しやすいです。
2月・6月・11月での受講申し込みのメリットは下記の動画にて詳しく解説されています。
私が受講したのは、「簿記3級・2級マスターWeb通信」です。
一般価格58,000円のところを期間限定割引にて、11月割引価格38,280円(税込)で受講できました。
これに教育訓練給付金が20%給付されるため、合計30,624円で簿記3級・2級が学べる計算です。
教育訓練給付制度の活用
下記のクレアール簿記検定講座については、教育訓練給付制度の対象となっています。
※2020年11月確認時点の対象講座です。
- 〇〇年〇月目標2級パック Web通信
- 〇〇年〇月目標3・2級マスター Web通信
- 〇〇年〇月目標1級ストレートフルパック Web通信
- 〇〇年〇月3・2級・〇〇年〇月1級目標簿記検定マスター Web通信
注意点としては、簿記3級のみのコースは教育訓練給付制度の対象外であるということです。
簿記2級以上取得する気力・価値があると考えている方に、教育訓練給付制度の活用をオススメします。
そして、クレアール簿記検定講座の対象講座は教育訓練給付制度の一般教育訓練に該当するため、教育訓練経費の20%に相当する費用が支給されます。
クレアール簿記の教育訓練給付制度受給要件
クレアール簿記検定講座で教育訓練給付制度を活用するための事前確認として、まずは下記いずれかの受給要件を満たしているか確認しましょう。
チェックポイント
・雇用保険の被保険者
(受講開始日において雇用保険の被保険者である方のうち、支給要件期間が3年以上ある方)
または
・雇用保険の被保険者であった方
(受講開始日において雇用保険被保険者でない方のうち、被保険者資格を喪失した日以降、受講開始日までが1年以内であり、かつ支給要件期間が3年以上ある方)
上記の要件は正直わかりにくいと思います。
ざっくりと言えば、
「教育訓練給付金を受給したことがなく、就労3年以上の会社員またはその後に退職して1年以内の方」
であれば、教育訓練給付金の対象です。
過去に教育訓練給付制度を活用した方や、転職などで就労期間に空白がある方などは、支給要件期間を確認しましょう。
クレアール簿記で教育訓練給付制度を受ける上でのポイント
クレアール簿記検定講座で教育訓練給付制度を受ける上でのポイントは下記になります。
チェックポイント
・対象講座が限定される
(簿記3級のみの講座は対象外)
・期間限定割引と併用可能
(一般教育訓練の給付金は10万円が上限のため、期間限定割引と併用推奨)
・ハローワークで事前手続き不要
(教育訓練修了証明書・領収書を持って事後申請でOK)
・給付金支給に必要なものは「教育訓練修了証明書」で、資格試験の合否は関係ない
まず、対象講座が限定されており、簿記3級のみの講座は教育訓練給付制度の対象外です。
給付金を受けたい方は、教育訓練給付制度の対象講座を選びましょう。
また、受講申し込みは2月・6月・11月の割引額が大きい時期に、教育訓練給付制度を併用して申し込みましょう。
教育訓練給付金の支給申請は、本人が受講終了後、ハローワークに書類を提出することで申請します。
重要な書類は「教育訓練修了証明書」と「領収書」です。
これはクレアールから貰わなければいけない書類で、講座申し込みフォームにて、「教育訓練給付制度を使用する」にチェックをしておけば問題ありませんが、気になる方はクレアールに問い合わせて確認しましょう。
その他、「教育訓練給付金支給申請書」「本人・住居所確認書類」「個人番号(マイナンバー)確認書類」「教育訓練経費等確認書」などがありますが、これらの書類は自分またはハローワークで準備可能な書類です。
そのため、ハローワーク申請前に注意すべきことは「教育訓練修了証明書」と「領収書」をきちんと入手することのみです。
また、クレアールの教育訓練給付制度対象講座では「直前答練」や「公開模試」などのアウトプットがあります。これらのアウトプットをこなすことで「教育訓練修了証明書」を貰うことができます。
つまり、実際の資格試験の合否、極端にいえば受験をしなくても教育訓練給付金の申請は可能です。
教育訓練給付制度の注意点
教育訓練給付制度を活用する上で注意したいのは、支給を受ける場合、教育訓練を終了した日の翌日から起算して1カ月以内に申請が必要という点です。
そのため、「教育訓練修了証明書」を受け取ったら早めに申請の準備をした方が良いでしょう。
クレアールの簿記検定講座は下記リンクから申し込みできます。
申し込みフォームにて、教育訓練給付制度使用に関するチェック項目があります。
制度を申請する場合は、項目にチェックを入れておけばOKです。
講義内容について確認したいという方は、下記から無料の資料請求をすることで講義DVDが貰えます。
クレアール簿記のビデオ講義は少々癖があります。
講師の方の話は非常にわかりやすいのですが、話し方が独特であり、好き嫌いがわかれそうなタイプです。
そのため、まずは無料資料請求で講義内容の確認をした方が良いかもしれません。
クレアールの無料資料請求で、割引クーポンが貰えるという情報もあります。
ただ、私は2020年11月にクレアール簿記の無料資料請求をしましたが、割引クーポンは同封されていませんでした。
割引クーポンをもらえる時期があるのか、簿記検定コースは対象外なのか、調べても詳しい情報はありませんでした。
もしかしたら資料請求で割引クーポンがもらえる可能性はありますが、期待はしないでおきましょう。