「会社を退職したいけど、再びサラリーマンとして働きたくない」
会社の仕事のストレスでうつ病になりそうな人は、このようなことを考えると思います。
実際、私がそういう状態でした。
上司や家族から「退職して次にどうするの?」と問われた時に、このような答えは到底納得を得られるものではありません。
勿論、貴方がフリーランスとして個人で稼げるスキルを持っている場合は別ですが。
しかし、私はそのような意見を無視して、主に下記の理由から退職を決断しました。
チェックポイント
・会社生活を続けても、安定はしているが幸せになるビジョンが浮かばない
・会社生活でお金と引き換えに、自分の健康(寿命)を削っていると感じた
・退職してもしばらく生活できる貯金がある
・会社生活と並行して、フリーランスで稼ぐスキルを身につける気力がない
退職を決断した一番の理由は、このまま定年まで会社生活を続けても幸せになるビジョンが浮かばなかったことです。
むしろ、定年までのほとんどを会社の中で、身も心も擦り減らしながら生活しても、いざ定年した時には貯金はあっても健康が悪い状態で残りの余生を過ごすことになるビジョンが浮かびました。
そのような人生は果たして幸せと言えるのか?
会社を辞めた場合、無収入となるリスクはありますが、このまま一生働けなくなるわけでもありません。
そして、貯金も老後の貯金ぐらいはあるため、年収の高い仕事に就かなければ生活できないという不安もない状況でした。
一番堅実な選択肢としては、会社生活の合間に副業を始め、副業である程度の収入が見込める段階になっとところで退職することが理想です。
日々の会社生活の隙間時間に副業で稼げるほど努力できる方は、浪費癖などの極端に大きな支出が無い限りは、会社をリタイアしても問題無く生活できるでしょう。
しかし、私の場合は会社生活に疲れており、会社の仕事を終えた後に副業に手を出しても、稼ぐスキルを身に付ける前に挫折しました。
一番堅実な選択肢ほど、一番苦労する苦難の道のりとも言えます。
「会社で仕事しながら副業で稼ぐほどの努力とスキルがなければ、会社を辞めてもフリーランスでは生きていけない」
そういう考え方はあり、それは否定できない考え方ではあります。
しかし、会社と両立できなかった人でも「目標年収を低く設定すれば、フリーランスとして生活できるのではないか?」というのが私の考えです。
今後の展望
現在実家暮らしの私の想定年間支出は約100万円です。
これはアルバイト収入でも十分達成可能な金額です。
ブログやクラウドソーシング、せどり、UberEatsなど、多種の副業が存在する現代社会であれば決して難しい金額ではないと考えます。
勿論、努力無しで稼げる金額とは思いませんが、副業で年100万円の収入を得る人もいます。
そのような人は会社で働く時間もあるため、副業に充てられる時間は多くても週30時間といったところではないでしょうか?
平日では1日大体4~5時間というところが限界だと考えます。
副業もどれか1本に絞る方が効率が良いでしょう。
その点、会社をリタイアした状態であれば、会社の労働時間分だけ自由時間が増えます。
安定収入は無くなりますが、副業で成功する人よりも時間を費やすことができる分、成功確率は上がります。
ただし、これは浮いた自由時間を稼ぐために費やせる場合の考え方で、実際無職になった際に中々行動に移せない方もいます。
私も会社を退職後、約2カ月間何も稼ぐための活動をせず、グータラしていたことがありました。
しかし、アーリーリタイアした人がよく「仕事をしないと暇になる」ということを述べていますが、あれはアーリーリタイアするほどの貯金が無い私にも当てはまりました。
私の場合は貯金が心許無い状況のため、「このままグータラしてて良いのだろうか?」という心境になりました。プロフィールに記載している私の性格と類似する点が多い方は、恐らく私と同じような心境になると考えます。
そのグータラ期間を経た後、稼ぐための活動を始め、現状は「稼ぐためには結構な努力が必要」という認識で危機感を持っている状況です。
この危機感は私にとっては良い意味での危機感になりました。
まず、本格的に稼ぐための努力を始めたことで、「より努力しなければ稼げない」という稼ぐために必要な努力量が具体化されてきたことです。
スキルが無い状態でフリーランスのプログラマーなどを目指す方の中には、プログラミングスクールに通えばフリーランスとして稼ぐスキルが身に付く、と考える方もいるかもしれません。
しかし、私はスクールには通っていませんが、「Progate」というオンラインのプログラミング学習ツールで合計30時間以上学習した中での感想として、
「毎日6時間の学習を3カ月間続ければ、やっと新人プログラマーとしての土台に立てる」
と感じました。
あくまで、新人プログラマーとしての土台に立つだけであり、その程度のスキルでフリーランスとして稼げるかは、プログラミングとは別の提案力などの能力次第となるでしょう。
しかし、そのような危機感が湧いてなお、自分はプログラミングで稼ぎたいという思いもあったため、私にとってその危機感は勉強するためのモチベーションに繋がりました。
私が今後プログラミングで稼げる保証はありませんが、この努力が自信に繋がることは断言できます。
このブログを見てくださった皆様は、会社を退職しても稼げるスキルが無く、自分に自信の無い方もおられると思います。
この記事を通して、そんな貴方に伝えたいことは一つです。
「まず自分一人で稼ぐための努力をしなさい。そうすることで自信が身に付き、稼げるかどうかの指針が見えてきます」
高額の情報商材やスクールに頼らずとも、現代社会ではYoutubeなどに無料で稼ぐスキルを身に付けるためのロードマップが公開されています。
勿論それらは楽な方法ではありませんが、自分のスキルで稼げるかどうかを考える前に、まず自分がやりたい稼ぎ方を実現するための努力をしてみましょう。
そうすることで初めて、自分がどれぐらい努力すれば稼げるようになるかが見えてきます。
これは努力した人にしか分からないと思いますし、その努力量が見えてくることで、「自分がこれだけ努力すれば稼ぐためのスキルを身に付けられる」という自信にも繋がります。
月並みな結論になりますが、「やる前から悩むより、やってから悩みましょう!」
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