こんにちは、32リタイア男です。
私は2012年~2020年の約8年間、大企業に勤めていました。
8年間働いた後、会社を退職して現在無職です(笑)
大企業の退職金の相場っていくらなんだろう?
個々の企業によってバラつきはあると思うよ。
参考までに、私の場合の退職金について紹介するね。
私は、皆さんが一度は聞いたことがある電機メーカで設計業務をしていました。
年収は残業時間次第ではありますが、20代後半~30代前半あたりで年収600~700万円ぐらいの大企業です。
この記事では、以下のポイントについて解説します。
チェックポイント
・大企業に8年間勤めた場合の退職金について
・退職金の内訳
・退職金の受け取りで注意すること
企業によって退職金の金額は異なるため、私がもらった退職金額が大企業の相場とは断言できません。
もしもあなたが大企業に勤めている場合、正確な退職金を知りたい場合は、勤務先の退職金の算出方法をご確認ください。
大企業であれば、退職金も含めた福利厚生関係のガイドブックがあると思います。
大企業に8年間勤めた場合の退職金について
結論から書きますと、私が8年間勤めた大手電機メーカの退職金は約200万円です。
(※企業型確定拠出年金を除いた金額です)
これは、大学院卒・自己都合退職の私の場合の金額です。
私が勤めていた企業は勤続年数が一定年数を超えた場合、年間に付与される退職金が増える制度を採用しています。
しかし、勤続年数10年以下では勤続年数による退職金の増加は微々たるものです。
同じ企業に約4年間勤めて退職した同僚の退職金が約100万円だったため、私が勤めている大企業の1年経過後の退職金増加額(参考値)は約25万円となります。
企業によっては、勤務年数3年以下で辞めた場合は退職金がもらえない可能性があるので注意しましょう。
退職金の内訳
退職金には退職一時金と退職年金の2種類があります。
私の場合は大体1:1程度の割合で、退職一時金100万円、退職年金100万円程度になります。
企業型確定拠出年金については、運用益なども含まれてくるため退職金の内訳から除外しています。
企業が拠出してくれた掛金を含めると、退職金は上記記載額より増えると考えてください。
退職金の受け取りで注意すること
退職金を受け取る際、勤務先によって退職所得の源泉徴収または特別徴収がされているため、基本的に退職金については確定申告や納税は不要です。
しかし、確定申告は不要ではありますが、これは「所得税や税金関係を既に頂いているため確定申告は不要です」という意味です。
そのため、退職金の確定申告をすることで、退職金から源泉徴収された税金が還付されるケースもあります。
これから退職を検討されている方の場合、「退職所得の受給に関する申告書」を提出することで、退職所得控除額を考慮された上で退職所得が計算され、退職金にかかる税金が優遇されます。
また、退職金以外のその年の給料について、中途退職で年末調整を受けていない場合は所得税を納め過ぎる場合があります。退職金以外のその年の給料についても、確定申告の必要があるか、合わせて確認することをオススメします。
私は退職時に「退職所得の受給に関する申告書」に関する知識がありませんでしたが、退職後に送付されてきた退職所得の源泉徴収票を確認したところ、40万円✕勤続年数分の退職所得控除額が記載されていたため、大手企業では退職時の手続きで「退職所得の受給に関する申告書」の記入・提出があるものと考えます。
もし、「退職所得の受給に関する申告書」を退職時に提出していない場合でも、確定申告にて税金の還付金がもらえる可能性があります。
そちらについて、下記のWebサイトで詳しく説明されています。
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