最近YouTubeなどで話題になっているゲーム「Among Us(アマングアス)」。
アクション要素を含んだ人狼ゲームともいわれるこのゲームは、ルールを知らない方からすれば、覚えることが多くて難しいと感じるかもしれない。
この記事では、実際に初心者の方々と何度もゲームをプレイした私の体験から、初心者が最初に覚えるべき5つのことを紹介する。
Among Us(アマングアス)の基本ルール
Among Us(アマングアス)は4人~15人(2021/9/7時点)でプレイするゲームで、プレイヤーはクルーメイト(船員)とインポスター(詐欺師)の2つのうち、どちらかの役職が与えられる。
クルーメイトはタスク(宇宙船の修理)をすることが主な役割となる。
タスクを完了させるか、インポスターを全て船外に追放すれば、クルーメイトの勝利だ。
インポスターはクルーメイトをキル(殺害)するか、サボタージュ(緊急タスクといわれる妨害行為)を起こすことが主な役割となる。
船内のインポスターと同じ人数になるまでクルーメイトをキルするか、特定のサボタージュが制限時間内に修理されなければ、インポスターの勝利だ。
Among Us(アマングアス)の醍醐味はゲーム中に何度も起こる議論にある。
この議論は、議論するための緊急ボタンを押すか、キルされたクルーメイトの死体を発見した時にレポートすることで起こすことができる。
議論中は全員の証言から、誰がインポスターであるか推測する。
もし誰かがキルされていて、キルしたインポスターを探すとき、重要の要素は以下の3つだ。
- 死体位置(クルーメイトがキルされた場所)
- 犯行時刻(クルーメイトがキルされた時間)
- 全員のアリバイ(犯行の可否の確認)
この3つを議論できるようになれば、Among Us(アマングアス)が楽しくなるだろう。
ゲームのマップには、ベントやカメラなど様々な要素はあるが、初心者の方はまず上記の3つの要素を把握し、議論にて発言できるようになることが、Among Us(アマングアス)を楽しむための第一歩となる。
そのため、この記事ではAmong Us(アマングアス)をやる上で、初心者が最初に覚えるべき以下の5つの項目について解説する。
- マップの場所の名称を覚えよう
- タスクとサボタージュを覚えよう
- 自分の行動経路を覚えよう
- 自分の周囲にいた人を覚えよう
- インポスターではない人を洗い出そう
これらの基本を把握しており、インポスターの立ち回りやコツを知りたい方は、次の記事がオススメだ。
マップの場所の名称を覚えよう
初心者の方が一番初めにやるべきことは、マップの場所が覚えることだ。
なぜなら、マップを覚えていないと議論中に死体位置や自分のアリバイを伝えられないからだ。
Among Us(アマングアス)には、以下の4つのマップがある。
- The Skeld(スケルド)
- MIRA HQ(ミラ)
- Polus(ポーラス)
- The AirShip(エアーシップ)
それぞれのマップ毎で、場所の名称やタスクの内容に違いがあり、これらの内容をまず覚えることが、初心者の方がプレイする上で最初に苦労する点だ。
初心者の方はまず、プレイするマップをThe Skeld(スケルド)のみに絞ろう。
The Skeld(スケルド)が最も人気のあるマップであり、場所やタスクの内容も覚えやすいため、初心者向けのマップとなる。
ゲームをプレイしながら覚えていくのが一番早いが、The Skeld(スケルド)のマップは以下のような宇宙船内の構造を想像すれば比較的覚えやすいかと思う。
- マップの左側:宇宙船の動力部(エンジン、原子炉、電気室)
- マップの中央:宇宙船の居住スペース(カフェテリア、保管庫)
- マップの右側:宇宙船の兵装、司令室(ウェポン、シールド、ナビゲーション、通信室)
マップの左側は宇宙船の動力部と想定される。
The Skeld(スケルド)マップの一番左には、リアクター(原子炉)がある。
その動力源の近くに2基のエンジンがある。
エンジンの名称は文字通り、マップ左上側がアッパー(上部)エンジン、左下側がロワー(下部)エンジンとなる。
また、ロワー(下部)エンジンの近くにエレクトリカル(電気室)がある。
マップの中央は居住スペースと想定される。
マップ中央上側には、カフェテリアとメッドベイ(医務室)がある。
議論するための緊急ボタンはカフェテリアにあり、皆が集まる場所となる。
また、マップ中央下側には、ストレージ(保管庫)がある。
ゴミや燃料の備蓄を貯めておく場所という設定だと思われる。
マップの右側は兵装および司令室が想定される。
マップ内のタスクの内容も考慮して、私の個人的な印象として、次のような場所と考えている。
マップの一番右側(宇宙船の頭)には、ナビゲーションがあり、宇宙船の進路を設定する一番重要な司令室がある。
そのため、近くにはオーツー(酸素ルーム)があり、緊急時に酸素を供給できる。
マップ右上(宇宙船の頭上)には、ウェポンがあり、宇宙船に衝突する隕石を破壊する。
マップ右下(宇宙船の頭下)には、シールドがあり、宇宙船の防御を担う。
防御力の高いシールドの近くにコミュニケーション(通信室)を配置している。
各場所の名称やタスクをよく調べてみると、色々考えて作り込まれてることがわかる。
ただ、上記のような覚え方はあくまで参考であり、実際にプレイしながら覚える方が早く覚えられるだろう。
タスクとサボタージュを覚えよう
マップを覚えることと同じぐらい大事なことが、タスクとサボタージュの内容を覚えることだ。
なぜなら、タスクを覚えてないとゲームを満足にプレイできないからだ。
そして、サボタージュを覚えてないインポスターは非常に不利な条件でプレイすることになる。
マップと同様に、これも実際にゲームをプレイしながら覚えた方が早いだろう。
タスクの内容は感覚的にわかる簡単なものだが、一部わかりにくいものがある。
The Skeld(スケルド)の中でわかりにくいタスクは次の3つぐらいと思われる。
- メッドベイ(医務室)の試験管タスク
- エレクトリカル(電気室)のディストリビュータ調整タスク
- コミュニケーションサボタージュの修正タスク
メッドベイ(医務室)の試験管タスクは、最初にボタンを押して試験官に液体を入れた後、60秒後に赤い試験管を選択する必要がある。
60秒待つ必要があるため、最初にボタンを押した後は別のタスクをやりにいこう。
エレクトリカル(電気室)のディストリビュータ調整タスクは、スロットの目押しのようなタスクだ。
円形のパネルがそれぞれ一番右にきたタイミングでボタンを押そう。
コミュニケーションサボタージュは、インポスターが発生させる緊急タスクだ。
ダイアルを回して、赤色のランプが消灯するところでダイアルを止めよう。
タスクがわからない場合は以下のサイトにタスク一覧があるため、やり方を確認しよう。
https://loving-game.com/amongus/tasks-sabo/
インポスターの場合は、サボタージュを覚える必要がある。
サボタージュは全て覚えた方が良いが、重要度の高いサボタージュは停電・酸素枯渇(オーツー)・原子炉メルトダウン(リアクター)の3つだ。
理由は停電中は近くにクルーメイトがいても犯行現場が発見されにくいことと、酸素枯渇と原子炉メルトダウンは制限時間内に解除されなければインポスターが勝利できる可能性があるからだ。
自分の行動経路を覚えよう
マップ、タスク、サボタージュを覚えれば、ゲームはとりあえずプレイできるようになる。
ここからはゲームで勝つための行動を覚えよう。
1つは、自分の行動経路を覚えることだ。
特に、緊急ボタンまたは死体発見レポート時の自分の最終位置は必ず言えるようになろう。
なぜなら、全員の証言から死体位置がある程度割り出せるため、犯行時刻が直近であれば全員の最終位置が重要なアリバイになるからだ。
自分の最終位置を言えない人はアリバイがなくなるため、多くのクルーメイトからインポスターとして見られやすくなる。
また、最終位置に行くまでの行動経路は可能な限り覚えよう。
これは非常に難しく、ゲームに慣れた方でも完璧には覚えられないため、可能な範囲で良いだろう。
行動経路を覚える理由は、他のクルーメイトの目撃証言が得られやすく、アリバイが作りやすいからだ。
逆にインポスターは行動経路を覚えた上で、上手く誤魔化す必要がある。
自分の周囲にいた人を覚えよう
ゲームで勝つための行動の2つ目は、自分の周囲にいた人を覚えることだ。
犯行時刻が直近で死体位置が離れていれば、自分とその周囲にいた人のキルは不可能だろう。
それを自分から証言できれば、インポスターに不利な証言となる。
つまりは、自分がクルーメイトであることをアピールできる。
インポスターは周りからクルーメイトに見られることが勝つための重要要素のため、クルーメイトとアピールできる機会があれば積極的に証言しよう。
逆に、不利な証言しかできない場合は、黙秘するか上手く誤魔化そう。
インポスターではない人を洗い出そう
ゲームで勝つための行動の3つ目は、インポスターではない人を洗い出すことだ。
なぜなら、キルしたインポスターを洗い出すより、キルできない人を洗い出す方が簡単だからだ。
どのキルにも関与できない人がいれば、その人は高確率でクルーメイトだろう。
クルーメイトであれば、その人がクルーメイトであることを積極的に証言(インポスターに不利な証言)をすることで、自分もクルーメイトだとアピールできる。
インポスターであれば、クルーメイトとして見られている人を優先してキルしよう。
アリバイが不十分な容疑者を残すことで、最終的に自分が生き残りやすくなるからだ。
まとめ
以上、初心者が覚えるべき5つの内容を解説した。
細かくいえば、初心者がAmong Us(アマングアス)をプレイする際、基本ルールとして必ず覚えなければいけないのは次の3つだ。
- マップの各場所の名称
- タスクの内容
- サボタージュの内容
上記の基本ルールを押さえておけば、ゲームのプレイは問題なくできる。
Among Us(アマングアス)を始めたばかりで、まだマップやタスクが覚えられない人は、まずは下記の記事で紹介する「鬼ごっこ」から始めると、楽しみながらマップとタスクを覚えることができるだろう。
その上で、勝つための行動として次の3つを覚えよう。
- 自分の行動経路(特に最終位置)を覚える
- 自分の周囲にいた人を覚える
- インポスターではない人を洗い出す
これらの行動ができるようになると、クルーメイトの立場なら誰がインポスターか、インポスターの立場なら誰に容疑を擦り付けられるか、見当が付けられるようになるため、Among Us(アマングアス)をより楽しめるようになる。
ただし、「鬼ごっこ」のルールでは、インポスターの動き方や議論については学べない。
そのように考える方にオススメしたいAmong Us(アマングアス)の遊び方が、下記の記事で紹介する「対戦型タスクレース」だ。
Among Us(アマングアス)初心者の方には、まず「鬼ごっこ」や「対戦型タスクレース」をオススメする。
この記事の冒頭で紹介した5つの項目を覚えれば、Among Us(アマングアス)は楽しめるだろう。
ただ、せっかくプレイするなら、Among Us(アマングアス)の醍醐味である議論も上手くなりたいと思うはずだ。
議論の進め方や立ち回りについて知りたい方は、下記の記事がオススメだ。
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