YouTubeなどで話題になっているゲーム「Among Us(アマングアス)」。
アクション要素を含んだ人狼ゲームともいわれるこのゲームは、マップの名称・タスクのやり方・操作方法など、初心者の方が覚えることは多い。
覚えることが多くて、うまくプレイできない・・・
そんな初心者の方には、「鬼ごっこ」がオススメだ。
「鬼ごっこ」とは、通常のAmong Us(アマングアス)のルールを無視した、特殊ルールでの遊び方の1つだ。
基本的なルールは次の2つのみでとても単純なため、Among Us(アマングアス)に慣れていない初心者でもわかりやすい。
- インポスター(鬼役)は、クルーメイトを探してキルしていく
- クルーメイトは、鬼にキルされる前にタスクを全て完了する
初心者の方に「鬼ごっこ」をオススメする理由は次の2つだ。
- インポスター(鬼役)がわかっているため、推理要素がない
- マップとタスクを覚えることができる
「鬼ごっこ」は単純なルールだが、鬼に追いかけられるスリルがあり、楽しみながらAmong Us(アマングアス)に慣れることができる。
この記事では、Among Us(アマングアス)初心者にオススメする「鬼ごっこ」の遊び方と戦略について解説する。
Among Us(アマングアス)初心者の方で、「鬼ごっこ」ではない普通の遊び方のコツを知りたい方は、以下の記事をオススメする。
鬼ごっこの遊び方
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」の遊び方は次のとおりだ。
- ゲーム開始後、インポスター(鬼役)は名乗り出る
- インポスター(鬼役)が10秒程度数える間に、クルーメイトは逃げる
- インポスター(鬼役)はクルーメイトを探してキルする
- クルーメイトは鬼にキルされないように、逃げながらタスクをする
- ゲーム中の緊急ボタン・死体発見レポート・サボタージュは原則禁止
インポスター(鬼役)は、クルーメイトが残り1人になるまでキルすれば勝利となる。
クルーメイトは、鬼が勝利する前に全員がタスクを終わらせれば勝利となる。
アドミン・監視カメラ・ベントの使用可否については、参加メンバーで相談して決めると良いだろう。
「鬼ごっこ」の遊び方自体は以上で終わりだ。
ただし、他にも細かいゲーム設定を決める必要がある。
細かいゲーム設定とは、おもに次の2つだ。
- ゲームの部屋設定
- プレイヤー同士の通話設定
ゲームの部屋設定
Among Us(アマングアス)には、移動速度やタスクの数などを変更するための、部屋設定がある。
「鬼ごっこ」の部屋設定の決め方は人それぞれだが、基本的には以下の4つの特徴がある。
- 移動速度(Player Speed)は速くする
- インポスターの視界(Imposter Vision)を狭く、クルーメイトの視界(Crewmate Vision)は広くする
- キルクールダウン(Kill Cooldown)は短くする
- タスクの数は少なくする
最終的に部屋設定をどのようにするかは人それぞれだが、参加人数に応じて、上記4つの調整のみでバランス調整が可能だ。
Among Us(アマングアス)初心者の方が4人1インポスターで遊ぶ場合、以下の設定がオススメだ。
- 4人で鬼ごっこをする場合の部屋設定(3クルーメイト、1インポスター)
- ・マップ(Map):スケルド(The Skeld)
・プレイヤーの速度(Player Speed):1x
・クルービジョン(Crewmate Vision):5x
・インポスタービジョン(Impostor Vision):0.25x
・キルのクールダウン(Kill Cooldown):10秒
・キル可能距離(Kill Distance):ショート
・タスクバーアップデート(Task Bar Updates):常時(Always)
・#通常タスク(Common Tasks):1
・#ロングタスク(Long Tasks):0
・#ショートタスク(Short Tasks):2
・その他の設定:適当(鬼ごっこにあまり影響しない)
上記の設定は、以下のAmong Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」の動画を参考にしている。
マップが狭いと感じた場合は、エアシップ(AirShip)でプレイするのも良いだろう。
あくまで参考設定であり、プレイヤーの熟練度や参加人数の違いで、バランスが悪くなる場合がある。
バランスを調整したい場合は、速度・視界・キルクールダウン・タスク数を調整するのが良いだろう。
プレイヤーの速度については、早い遅いの設定で賛否両論がわかれるため、以下の特徴をもとに選ぶと良い。
プレイヤーの速度が遅い場合、インポスターと出会いにくく、発見されたら逃げられない可能性が高い。
プレイヤーの速度が速い場合、インポスターと出会うやすいが、発見されても逃げやすい。ただし、キルボタンを連打された場合は出会った瞬間キルされる可能性がある。
プレイヤー同士の通話設定
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」は、最初にインポスター(鬼役)が名乗り出る必要があるため、プレイヤー同士の通話(またはチャット)が必須だ。
通話なしのチャットのみでプレイしたい場合、最初に緊急会議ボタンを押して、以下のチャット画面で、インポスターが名乗り出る。
その後、10秒程度数えて、インポスター(鬼役)が行動してもらうルールを事前に決めておけば、通話なしでもプレイ可能だ。
通話なしでプレイする方は少ないだろうが、チャットのみでプレイしたい場合は、以下の動画が参考になるだろう。
通話ありでプレイする場合は、ゲームが始まった直後にインポスター(鬼役)が名乗り出て、10秒程度数えてもらう形で良い。
鬼ごっこ開始後の通話(インポスターの位置や殺された場所の報告)を有りにするかは、参加メンバーで相談して決めると良いだろう。
鬼ごっこの戦略
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」は、ルール自体は単純であるが奥が深い。
「鬼ごっこ」という呼称が定着しているが、その本質は「かくれんぼ」に近い。
インポスター(鬼役)に見つからずにタスクをこなすことが、「鬼ごっこ」のキモとなる。
そのため、「鬼ごっこ」の戦略としては、大事なことは次の3つだ。
- インポスター(鬼役)の行動経路の予測
- 仲間のクルーメイトとの行動
- インポスター(鬼役)に見つかりにくい場所の把握
インポスター(鬼役)の行動経路の予測
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」で大事なことは、できるだけインポスター(鬼役)と出会う確率を減らすことだ。
マップ上で、インポスターが右回りで行動する場合、クルーメイトが左回りで行動すると途中で遭遇する可能性が高い。
インポスターが行動経路を予測しておくことで、予想が当たった場合の遭遇率を減らすことができる。
通話でインポスターの位置や殺された場所の報告が有りの場合、この予測はとても重要だ。
仲間のクルーメイトとの行動
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」では、インポスター(鬼役)に見つからないことが重要だが、クルーメイトがタスクを終わらせるための時間を稼ぐことも重要だ。
自分がオトリになって、インポスター(鬼役)を陽動するだけでもクルーメイトの勝利の助けとなる。
しかし、インポスターに見つかった場合、すぐにキルされる可能性が高いため、陽動作戦は難しい。
そのため、仲間のクルーメイトを助ける行動として、最も効果的なのは仲間のクルーメイトと行動をともにすることだ。
クルーメイトがバラバラに行動していた場合、インポスター(鬼役)がクルーメイトのだれかと遭遇する確率は高くなる。
極端にいえば、クルーメイトが全員同じ経路で行動することでインポスターとの遭遇率を減らすことができる。
つまり、クルーメイトは別々に行動するよりも固まって行動する方が有利といえる。
ただし、クルーメイトのタスクの場所は別々のため、実際は一緒に行動することは難しい。
また、クルーメイトはタスク中は動けないため、インポスター(鬼役)に見つかる可能性が高くなる。
しかし、複数のクルーメイトが同じタスクをしていた場合、だれか1人を生贄…犠牲にしてクルーメイトは逃げることができる。
インポスターの移動速度やキルクールダウンの設定次第では、タスクを完了したあとでも逃走可能だ。
最終的に、2人以上のクルーメイトが残っていればクルーメイトの勝利のため、タスクが多く残っている人が犠牲になるというのも1つの考えだ。
これは尊い犠牲であり、決して生贄ではない…はずだ。
インポスター(鬼役)に見つかりにくい場所の把握
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」では、インポスター(鬼役)に見つからないことが重要なため、インポスターに見つかりにくい場所を把握しておくことも重要だ。
インポスター(鬼役)の性格によって、見つかりにくい場所は異なるが、一般的に見つかりにくい場所は次の2つだ。
- クルーメイトのタスクがない(もしくは少ない)場所
- インポスター(鬼役)が直近で調べた場所
① クルーメイトのタスクがない(もしくは少ない)場所
インポスター(鬼役)に見つかりにくい場所の1つ目は、クルーメイトのタスクがない(もしくは少ない)場所だ。
マップがスケルド(The Skeld)であれば、カフェテリア上の窓際などのタスクがない場所には、インポスター(鬼役)はあまり来ない。
なぜなら、クルーメイトがその場所にいてもタスクを進められないからだ。
また、スケルド(The Skeld)の通信室(コミュニケーション)のようなタスクが少ない場所は、インポスター(鬼役)がスルーして他を調べる可能性もある。
なぜなら、クルーメイトがいる可能性が少ない場所を調べて貴重な時間を浪費したくないからだ。
鬼ごっこは時間との戦いのため、自分にとってメリットの大きい選択を優先するのが基本だ。
クルーメイトにとってメリットがない場所は、インポスター(鬼役)にとっても調べるメリットがない。
その盲点をつき、クルーメイトはあえてその場所に隠れることで、インポスターに見つからないというメリットが得られる。
インポスターはそのことを念頭において、クルーメイトを探す必要がある。
クルーメイトが残り少なく、タスク数もあとわずかとなった状況では、インポスター(鬼役)と残ったクルーメイトの心理戦の要素が強いといえるだろう。
② インポスター(鬼役)が直近で調べた場所
インポスター(鬼役)に見つかりにくい場所の2つ目は、インポスターが直近で調べた場所だ。
「犯人は現場に戻る」とよくいわれるが、Among Us(アマングアス)のゲーム内においては当てはまらない。
クルーメイトがいないことを確かめたなら、他を探しに行くのがインポスター(鬼役)の一般的な思考だ。
そのため、インポスター(鬼役)がいなくなった直後の場所でタスクを行うのは、比較的安全といえるだろう。
問題は、インポスター(鬼役)が直近で調べた場所だと判断するのが難しいことだ。
クルーメイトの視界の広さを利用して、インポスター(鬼役)とすれ違う形で、調べ終わった場所に隠れることはできる。
しかし、一歩間違えば、インポスターに見つかってキルされるリスクもある。
クルーメイトは実践が難しい方法だが、比較的安全にタスクができるため、意識しておくと勝率があがるかもしれない。
まとめ
以上、Among Us(アマングアス)における「鬼ごっこ」の遊び方と戦略について解説した。
内容をまとめると、以下のとおりだ。
チェックポイント
・「鬼ごっこ」のバランス調整は、移動速度・視界・キルクールダウン・タスク数の4つが基本
・「鬼ごっこ」の戦略は、行動経路の予測・仲間と行動・見つかりにくい場所の把握が重要
Among Us(アマングアス)は、2021年11月のアップデートで新役職(守護天使・科学者・エンジニア・シェイプシフター)も追加された。
各役職の役割を利用して、「鬼ごっこ」のような特殊ルールを設定したAmong Us(アマングアス)をプレイするのも面白いかもしれない。
最後に、戦略は重要だが絶対ではない。過信は禁物だ。
それよりもプレイヤー全員がAmong Us(アマングアス)を楽しんでプレイできることが、戦略よりも大事なことだ。
皆さんが良きAmong Us(アマングアス)ライフを過ごせることを祈っている。
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