YouTubeなどで話題になっているゲーム「Among Us(アマングアス)」。
アクション要素を含んだ人狼ゲームともいわれるこのゲームは、マップの名称・タスクのやり方・操作方法など、初心者の方が覚えることは多い。
そのうえ、だれがインポスターか推理しなければいけないため、初心者の方にはなかなかハードルが高い。
Among Us初心者向けの遊び方がないかな…
そんなAmong Us(アマングアス)初心者の方にオススメしたい遊び方が、「対戦型タスクレース」だ。
「対戦型タスクレース」とは、通常のAmong Us(アマングアス)のルールを無視した、特殊ルールでの遊び方の1つだ。
はじめに、「対戦型タスクレース」という遊び方は、32リタイア男が考案したものであり、一般的に認知された遊び方ではないことをあらかじめご承知いただきたい。
「対戦型タスクレース」のルールは次の5つだ。
- インポスターはキル禁止(サボタージュ、ベントは可能)
- クルーメイトはタスク終了時以外での緊急会議ボタン禁止
- インポスターは好きなタイミングで緊急会議ボタンを押して良い
- クルーメイトはタスクが終了した時点で緊急会議ボタンを押す
- 緊急会議ボタンを押した人は、インポスターと思う人を投票で追放する
- 追放されたクルーメイトはその後のタスク禁止
最終的に、すべてのインポスターが追放されれば、クルーメイトの勝利。
インポスターが最後まで残れば、インポスターの勝利となる。
この記事では、Among Us初心者の方に「対戦型タスクレース」をオススメする理由と詳しい遊び方について解説する。
対戦型タスクレースをオススメする理由
Among Us(アマングアス)初心者の方は、通常ルールのAmong Us(アマングアス)をプレイするうえで、次の5つを覚えることが大事だ。
- マップの各場所の名称
- タスクとサボタージュ
- 自分の行動経路
- 自分の周囲にいた人
- インポスターではない人
上記5つの詳しい内容は、以下の記事にて解説している。
しかし、実際にゲームをプレイしてみないと、マップ・タスク・サボタージュなど、なかなか覚えられないものだ。
そして、マップ・タスク・サボタージュの3つについては、覚えていないとスムーズにゲームをプレイできないだろう。
Among Us(アマングアス)にはフリープレイ機能もあるため、1人プレイで覚えることも可能だが、フリープレイは面白くないという人もいるだろう。
そのため、初心者の方が誰かと遊びながら、必要なことを覚え、Among Us(アマングアス)が上達する方法として、私が考案したものが「対戦型タスクレース」だ。
対戦型タスクレースを考案した経緯
まず、Among Us(アマングアス)特殊ルールでの遊び方の1つに、「鬼ごっこ」がある。
「鬼ごっこ」も楽しみながらマップやタスクを覚えられるため、Among Us(アマングアス)初心者の方にはオススメだ。
しかし、通常のAmong Us(アマングアス)のプレイが上達する方法としては、「鬼ごっこ」は最適な方法とはいえない。
なぜなら、次のデメリットがあるからだ。
- サボタージュの対応方法が学べない
- インポスターとしての行動が学べない
- 推理や議論要素がないため、インポスターが誰か推理する力が向上しない
「通常ルールのAmong Us(アマングアス)」と「鬼ごっこ」は、サッカーとフットサルのように、設定は似ているが、別のゲームといってもよい。
通常ルールのAmong Us(アマングアス)が上手くなりたい場合、「鬼ごっこ」よりも通常のAmong Usに近いルールでプレイした方が早く上達する。
そのため、初心者向けで、通常のAmong Us(アマングアス)に近いルールで考案した遊び方が「対戦型タスクレース」だ。
また、Among Us(アマングアス)においてタスクレースとよばれるものには、以下の動画のようなタスクRTA(リアルタイムアタック)も挙げられる。
タスクRTAは、フリープレイにて、すべてのタスクをいかに早く終わらせるかという遊び方だ。
1人でもできるため挑戦しやすいが、完全1人プレイのため、好き嫌いがわかれる遊び方だろう。
ただし、Among Us(アマングアス)において、タスクを終わらせる早さは勝率に直結するため、Among Us(アマングアス)で勝ちたい人は練習しておいて損はない。
この記事で紹介する「対戦型タスクレース」は、タスクRTAを多人数で対戦形式にしたものだ。
対戦型タスクレースの遊び方
ここからは、Among Us(アマングアス)特殊ルールの「対戦型タスクレース」の遊び方の詳細について解説する。
まず、ゲーム内の部屋設定は、通常ルールのAmong Us(アマングアス)の部屋設定からとくに変える必要はない。
ただ、インポスターの数だけは、部屋設定で設定できる上限の数に設定しておいた方がよいだろう。
部屋設定を変更する必要がないため、「鬼ごっこ」と違って、設定変更の手間はないのがメリットだ。
次に、ゲーム開始後の流れについて、基本的にはインポスターがキルしないだけで、他は通常ルールのAmong Us(アマングアス)と同様だ。
クルーメイトはタスクやサボタージュ対応をして、インポスターはタスクをするフリやサボタージュをおこなう。
インポスターはベント移動可能だが、メリットはないためオススメはしない。
キルがないため、「対戦型タスクレース」はインポスターがどれだけクルーメイトっぽくふるまえるかがキモとなる。
Among Us(アマングアス)経験者からすると、初心者のインポスターの動きはとてもわかりやすい。
なぜなら、次の4つの動きが目立つからだ。
- 行動が不自然(サボタージュを直さないなど)
- タスクのフリをする時間(タスク場所で立ち止まる時間)が短すぎる
- タスクの順番がおかしい(ダウンロードタスクの前にアップロードタスクをするなど)
- サボタージュを起こすため、なにもないところで立ち止まる
行動の不自然さやタスクのフリをする時間は、Among Us(アマングアス)に慣れている人でも偽装が難しい。
しかし、Among Us(アマングアス)初心者の方はとくに違和感が目立つため、経験者からインポスターだとバレてしまう可能性がある。
インポスターの偽装が上手くなることが、Among Us(アマングアス)初心者の方が中級者に成長するための第一歩となる。
ゲーム終盤の流れは、タスクが完了したクルーメイトが緊急会議ボタンを押し、ボタンを押した人がだれか1人を追放する。
このとき、議論はしても良いし、インポスターの場合は好きなタイミングでボタンを押して、追放したい人を追放してよい。
これをゲームが終了するまで繰り返すのが「対戦型タスクレース」だ。
緊急会議ボタンを押した人が投票先を指定でき、他の人はその人の投票に合わせる。
そのため、タスクを早く終わらせた人ほど長くゲームに関われる可能性が高く、タスクRTA要素もある。
また、議論のルールは参加メンバーで相談して決める。
インポスターに一番厳しいルールは、ゲーム中(議論時間外)の通話有り、タスクをした経路の質問有りというルールだ。
タスク経路を聞かれて、違和感なく答えられるのはAmong Us(アマングアス)の相当な経験者のみのため、このルールは初心者にはオススメしない。
そのため、ゲーム中(議論時間外)の通話有り、タスクをした経路の質問無しというルールがオススメだ。
あきらかに怪しい動きの人がいれば、ゲーム中(議論時間外)でも好きに発言してよい。
むしろ、キルがないため、インポスターを特定する要素としては、ゲーム中の全員の行動や発言が重要な推理要素となる。
インポスターは好きなタイミングで緊急会議ボタンを押して投票先を指定できるが、まわりからクルーメイトだと思われている人を追放すると、自分がインポスターだと疑われることに注意する必要がある。
また、緊急会議ボタンが早すぎるとタスクがないインポスターだと疑われるし、遅いとボタンを押す前に自分が追放されるリスクがある。
そのため、インポスターはいかにクルーメイトのように行動し、発言するかが重要だ。
逆に、クルーメイトはまわりの意見に流されやすい人もいるため、自分でインポスターを推理して追放する意識が鍛えられる。
なお、追放されたクルーメイトは、その後のタスクは禁止とする。
これはクルーメイト全員がタスクを終わらせた場合、タスク勝利となることを防ぐためだ。
追放されたインポスターのサボタージュはOKとする。
Among Us(アマングアス)の「鬼ごっこ」では、マップやタスクは覚えやすいが、インポスターの偽装技術は向上しない。
「対戦型タスクレース」では、マップやタスクのほかに、サボタージュやインポスターの偽装、だれがインポスターか推理する技術についても学べることが特徴だ。
対戦型タスクレースの遊び方まとめ
以上が、32リタイア男が考案したAmong Us(アマングアス)特殊ルールの「対戦型タスクレース」の遊び方だ。
遊び方についてまとめると、以下のとおりだ。
チェックポイント
・部屋設定は通常ルールのAmong Usと同様
(ただし、インポスターの数は上限を推奨)
・ゲーム開始後、通常ルールのAmong Usと同様に行動
(ただし、インポスターはキル禁止、クルーメイトはタスク終了時以外の緊急会議ボタン禁止)
・通話や議論ルールは参加メンバーで相談して決める
(オススメルールは、議論時間外の通話有り、タスク経路の質問無し)
・緊急会議ボタンを押した人は、インポスターだと思う人を追放する
(追放されたクルーメイトはその後のタスク禁止、インポスターのサボタージュはOK)
・最後までインポスターが残っていればインポスターの勝利、それ以外はクルーメイトの勝利とする
(通常ルールのAmong Usの勝利条件と変わらない)
「対戦型タスクレース」は、野良試合でチャットのみではできないルールだが、通話有りでプレイできる場合は、ぜひ一度試していただきたい。
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