ブログ初心者で、アクセス数を増やす方針がわからない
この問題は、私を含めたブログ初心者の多くが直面する問題です。
絶対的な方針があるわけではないですが、私の場合はブログを3カ月続けた時点で漠然とした方針が見えてきました。
そこで、実際の私の経験を通して、初心者に勧めるブログ方針を解説します。
この記事のポイントは以下のとおりです。
チェックポイント
・初心者はまず雑記ブログから始めよう
・Googleアナリティクス、サーチコンソールは導入しよう
・ブログはとりあえず3カ月継続しよう
・ブログの状況およびキーワードの検索順位を分析しよう
ブログで稼ぐ手法について、ネットやYoutubeで検索すれば多くの有益な情報が手に入ります。
キーワード選定やSEO対策などは、ブログのアクセス数を増やすためには絶対に意識すべきポイントです。
しかし、ブログ初心者の私はそれらを認識はしていても、実感はしていませんでした。
ブログ初心者にSEO対策は重要だと伝えても、子供に算数を飛ばして数学を教えるようなもので、充分理解して実践できる人は少数です。
そのため、この記事はそれらの手法の解説というより、
キーワードとSEOの重要性を実感するためのロードマップ
を目的として作成しました。
このロードマップを実践することで、何らかのキーワードで検索上位表示を狙える知識は身に付きます。
この記事では、難しい内容は全て取り除いて、初心者でも簡単に実践できることで得られた経験を紹介します。
初心者はまず雑記ブログから始めよう
まずはじめに、ブログの中には大きく「特化ブログ」と「雑記ブログ」の2種類があります。
(細かく分類するともっと多くの種類がありますが、この記事の主旨とは外れるため省略します)
「特化ブログ」は1つのテーマ(例えば、パソコンなど)に絞ったブログです。
パソコンの性能比較記事などを書いて、お勧めのパソコンなどを紹介し、紹介したものが購入された際のアフィリエイト報酬で稼ぐことが多いです。
「雑記ブログ」は1つのテーマに絞らないブログです。
私のブログも「雑記ブログ」になり、ジャンルを1つに絞らないことで、読者のターゲット層は広がります。
しかし、「特化ブログ」のようにアフィリエイトでの収益を稼ぎにくいというデメリットがあります。
ブログ初心者には、雑記ブログを強くお勧めします。
理由は以下の2つが挙げられます。
- 記事のネタが限定される(ネタ切れしやすい)
- ブログ収益化知識が少ない状態で、アフィリエイトは難易度が高い
ブログ始めたばかりの方には、まず記事を書き続けることが重要です。
記事のネタに困らないほど特定ジャンルの専門知識がある方は別ですが、特化ブログの場合、多くの方が記事のネタに困り、途中で挫折してしまいます。
特化ブログは必ずしも多くの記事数が必要という訳ではありませんが、少ない記事数で稼ぐ知識が無い状態であれば、やはり特化ブログより雑記ブログから始めた方が無難です。
また、雑記ブログはテーマを絞らないため、どのようなキーワードまたは記事に需要があるのか知ることができます。
Googleアナリティクス、サーチコンソールは導入しよう
ブログで安定収益を得ているほぼ全ての方が導入しているツールとして、GoogleアナリティクスおよびGoogleサーチコンソールがあります。
簡単にいえば、自分のブログへのアクセス情報や、記事の検索表示情報を知ることができます。
これはキーワード選定や、SEO対策をする上で重要な情報となります。
アナリティクスとサーチコンソールの説明については、以下の動画で詳しく説明されています。
1つ注意点を挙げるとすれば、アナリティクスとサーチコンソールはブログを始めて最初の間はあまり見る意味はありません。
理由は、記事が少なく、分析すべき情報がほぼ無いからです。
そのため、次の3カ月間ブログを継続するという話に繋がります。
ブログはとりあえず3カ月継続しよう
「ブログを始めたら、すぐに収益化できる」と考えている方には悲報ですが、ブログで稼ぐのは時間がかかります。
では、どのぐらいの時間で稼げるようになるか?
正直これは「その人次第」としかいえません。
しかし、どのぐらいの時間でアナリティクスとサーチコンソールでブログの分析ができるか?
これは私の場合、3カ月程度で分析ができるようになりました。
ここで述べる分析とは、「どの記事がどのような検索で表示され、どれぐらいアクセスがあるか」を把握することを指します。
この分析ができるようになると、アクセス数を増やす方法を考えることができるようになり、収益化への道が現実味を帯びてきます。
「ブログの分析に3カ月もかかるわけがない!」
と考える方もいるかもしれません。
しかし、ブログ開設から最初の間は、アクセスが全く無い(訪問者数:0人)ことは普通にあります。
私は最初の1~2カ月程度、ブログの毎日更新を続けても全く訪問者数は増えませんでした。
Googleアドセンス審査にも合格せず、価値の低い記事を削除したりもしました。
この状態でアナリティクスとサーチコンソールを見ても、そもそもアクセスが無いので分析するための情報がありません。
そこから記事の質を重視した記事を書くようになり、ブログ開設から3カ月経過した段階で、月間100人程度のアクセスをいただけるようになりました。
そのため、読者が知りたい情報を提供できるような質を重視した記事を週一回投稿する間隔で、約3カ月後には分析ができるレベルのアクセスが得られると考えます。
これからブログを始める方は、最初は毎日更新が良いかもしれませんが、記事を書くことに慣れたら、質を重視した記事の週一更新を実践してみてください。
記事の書き方およびキーワード選定は気にした方が良いですが、深く気にする必要はありません。
ブログは後から修正(リライト)できるため、それらは後でも対応可能です。
それよりもまずは、読者の役に立つ情報を提供することだけ考えて記事を書きましょう。
ブログの状況およびキーワードの検索順位を分析しよう
ブログを始めて3カ月経過して、アナリティクスとサーチコンソールを確認してみましょう。
一番重要なのは、サーチコンソールの「検索パフォーマンス」の項目です。
このページでどのような検索キーワードで記事が表示され、記事がクリックされた回数を知ることができます。
貴方が記事を書く時、どのような読者をターゲットに、どのような検索内容で記事を表示されたいか、漠然とでもイメージするはずです。
今回の記事であれば、ブログ初心者をターゲットに、「ブログ初心者 ロードマップ」などの検索で記事を表示させたいという感じです。
しかし、仮にサーチコンソールで検索キーワードを調べると、「雑記ブログ 書き方」という検索でこの記事がヒットするかもしれません。
ここで重要なのは、「キーワードが想定と違う」と考えるより、「このキーワードなら検索で上位表示が狙えそう」と考えることです。
この考え方が身に付くと、キーワード選定とSEO対策に対する考え方がレベルアップします。
最初の頃は「このキーワードの検索で、記事を表示させたい」と考えます。
それらのキーワードは、例え表示されたとしても検索で上位表示されないことが多いです。
そこから「どのようなキーワードなら、記事を上位表示できるか」という考え方に変わります。
このとき、サーチコンソールで表示されたキーワードについて、GRCなどの検索順位チェックツールも合わせて確認してみましょう。
キーワード次第ですが、Google検索順位が10位以内であれば、毎日アクセスが来るようになります。
この考え方が身に付いた段階で、記事の書き方やキーワード選定の仕方に対して、
「記事の書き方やキーワードをどう変えたら、検索キーワードや検索順位がどう変化するか?」
を考えて、それを実践できる状態になっています。
また、アナリティクスとサーチコンソール、検索順位チェックツールを活用することで、記事の改善効果を客観的に分析することも可能になります。
最終的には、「狙ったキーワードで、記事を上位表示させる」ことが理想です。
しかし、そこに辿り着くまでには被リンクや内部リンクなどの知識も必要となります。
初心者の段階でそこまで深く理解して、なおかつ実践することは非常に難しいです。
そのため、まずはこの記事のロードマップに沿って実践することで、何らかのキーワードで検索上位表示を獲得することを目標としてみましょう。
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