生ゴミを捨てたゴミ箱、放置するとコバエが大量に発生しますよね。
「大量のコバエの対処法を知りたい」
「ゴミ箱の臭いを改善したい」
「コンポストにするから、殺虫剤は使いたくない」
そんな悩みを抱える方、私の家庭も同じような悩みを抱えていました。
私の家庭では、ゴミ箱に生ゴミを捨てて、週に2回ほど畑のたい肥にするために屋外のコンポストに移し替えています。
ゴミ箱は下の「アスベル ペダルペール 12L」を使用しています。
ペダルを踏めばゴミ箱のフタが開くため、手で触れることなく生ゴミを捨てることができるため、ゴミ捨てがしやすいです。
1つだけ欠点をあげるとすれば、コバエが湧くということです。
どのゴミ箱でも共通の問題ですが、「アスベル ペダルペール 12L」を生ゴミ用のゴミ箱にした場合、コバエが湧きやすい印象を持ちました。
この記事では、ゴミ箱の大量のコバエに対して、たった1分の作業で対処できる方法を紹介します!
結論としては、私の家庭では「コバエコナーズ」を使用しました。
たった1分の作業で、数日後にはコバエが湧かなくなりました!
この記事のポイントは次の4つです。
- ゴミ箱に大量のコバエが発生する原因
- 大量のコバエの対処法
- コバエコナーズを使った生ゴミは、たい肥として使えるか?
- 1分でできるコバエコナーズの使い方
- コバエコナーズのメリット・デメリット
ゴミ箱に大量コバエが発生する原因
コバエが大量に発生する理由。
それはコバエの卵が孵化したことが多くの原因です。
コバエは寿命は1カ月~2カ月程度。
しかし、一度に100個以上の卵を産む場合もあります。
そして、寿命で死ぬまでに5回以上産卵するため、1匹が500匹以上に増えるケースもあります。
そんなコバエの卵は、主にどこで孵化するでしょう?
基本的には、次の場所が産卵場所となります。
- 生ゴミがあるゴミ箱、観葉植物の土などの有機物のある場所
- ビールの空き缶などの発酵臭のする場所
- 排水溝やエアコンのホース内などの汚泥のある場所
これらの原因を取り除くことは非常に困難です。
大量のコバエに対処する方法、それをこれから説明していきます。
大量のコバエの対処法
コバエ対策として挙げられるものの1つに、「コバエトラップ」があります。
コバエは発酵臭や甘い香りを好み、お酢や麺つゆなどに引き寄せられる傾向があります。
また、コバエは台所用洗剤の液体に触れると、界面活性剤の力で動けなくなり、窒息死します。
その2つを組み合わせると、お酢や麺つゆでコバエを引き寄せ、台所用洗剤でコバエを駆除することができます。
そして、お酢や麺つゆを入れた容器に台所用洗剤を数滴垂らしたものが「コバエトラップ」です。
ただし、生ゴミを入れたゴミ箱には、コバエトラップのような液体設置形の対処法は適していません。
他には、コバエは熱に弱いため、熱湯をかける方法があります。
約60度~70度の熱湯をかければ、コバエを駆除することができます。
しかし、手間がかかることに加えて、確実な駆除方法ではありません。
そのため、生ゴミを入れたゴミ箱の中に、殺虫剤を撒くのが最も確実といえます。
しかし、生ゴミをたい肥として使う場合、有害物質が含まれていそうな殺虫剤は使いたくありませんよね。
この記事では、たい肥用の生ゴミを入れたゴミ箱に「コバエコナーズ」は使えるのか、調査しました!
コバエコナーズを使った生ゴミは、たい肥として使えるか?
結論としては、「コバエコナーズ」を使用した生ゴミをたい肥として使う場合、人体への有害性は極端に低いと考えます。
その理由は、次の3つです。
- 人体に対して安全性の高いピレスロイドを使用している
- 薬剤を使い過ぎることがない
- たい肥に使うため、野菜に直接かける農薬よりは人体への有害性は低いと思われる
人体への安全性の高いピレスロイドを使用している
コバエコナーズの有効成分は、プロフルトリン(ピレスロイド)と香料です。
プロフルトリンとは、住友化学で開発された新規ピレスロイド剤のことです。
除虫菊の花に含まれる天然殺虫成分をピレトリンと呼び、ピレスロイドはピレトリンに似た化合物という意味です。
ピレスロイドはピレトリンと比べて人体に対する安全性が高く、その中でもプロフルトリンは、常温で揮散する特徴があります。
プロフルトリンを含むピレスロイドの特徴は下記のリンクで詳しく解説されています。
https://www.kincho.co.jp/gaichu/column/piresroid.html
薬剤を使い過ぎることがない
スプレー式の殺虫剤を定期的に撒く場合、つい過剰に使用してしまうことがあります。
その点、コバエコナーズはゴミ箱内に設置したら、あとは揮散して勝手に効果を発揮するため、使用量はほぼ一定です。
コバエコナーズは設置式で生ゴミに直接塗布しないため、殺虫成分が生ゴミの特定の場所に蓄積される心配もなく、満遍なく効果が発揮できるメリットもあります。
たい肥に使うため、農薬よりは人体への有害性は低いと思われる
コバエコナーズを使用した生ゴミはあくまでたい肥として使うため、直接口に入る野菜類に使うわけではありません。
そのため、野菜類に直接散布する農薬に比べれば、人体への有害性は低いでしょう。
(実際の検証資料は見当たらなかったため、あくまで私個人の主観です)
たい肥用の生ゴミに殺虫剤を使うのを忌避される方は、まず市場で購入する野菜類に農薬がどれだけ使われているか気にすることの方が重要だと考えます。
1分でできるコバエコナーズの使い方
ここからはコバエコナーズの使い方を解説します。
コバエコナーズの使い方は簡単です。
まず、コバエコナーズを店舗または通販で購入します。
コバエコナーズを入手したら、次の手順どおりにやれば、およそ1分でコバエの対処が完了します。
ただし、効果は1カ月のため、1カ月ごとに取り換える必要があります。
- コバエコナーズの箱から中身(本体、取り替えラベル、両面テープ)を取り出す
- 本体の袋に付いている取り替えラベルに、使用開始日を記入する
- 本体の袋を開封し、本体に取り替えラベルと付属の両面テープを貼り付ける
- 生ゴミを捨てるゴミ箱内部のフタに、コバエコナーズ本体を貼る
以上の4つの手順で、およそ1分でカンタンにコバエコナーズを設置できます。
設置後すぐには効果は発揮されませんが、私の家庭では設置して4日後には、ほとんどコバエは出なくなりました。
コバエコナーズのメリット・デメリット
最後にコバエコナーズのメリット・デメリットをまとめます。
- メリット
- ・約1分の作業で大量のコバエに対処できる
・設置式で勝手に効果を発揮するため、薬剤を使い過ぎることがない
・たい肥として使用しても、人体への有害性は低いと思われる - デメリット
- ・コバエコナーズ購入費用がかかる(1個当たり500円前後)
・1ヶ月で取り替えが必要
・人体に全く害がないことまでは保証できない
コバエコナーズや農薬のような殺虫剤が、人体に完全に無害であることの証明はできないと、私は考えます。
そのため、コバエコナーズや農薬などの薬剤をどこまで許容するかが問題です。
私は、コバエコナーズの有害性を気にするなら、農薬の方がはるかに有害である可能性が高いと考えます。
以上の理由から、コバエコナーズの購入費用や効果期間に不満がなければ、オススメのコバエ対処法と考えます。
設置式のコバエコナーズには、スカッシュミントとハイパーシトラスの2種類の香りのタイプがあります。
この記事を読んで購入したいと思われた方は、次の中からお好きな香りを選ぶと良いでしょう。
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