こんにちは、32リタイア男です。
私は2020年6月末に会社を退職後、32歳未経験からプログラミングの勉強を始めました。
プログラミング未経験者がまず初めに勉強する教材として、オンラインのプログラミング学習サービス「Progate」が挙げられます。
そのため、私もProgateからプログラミング学習を始めました。
Progateは環境構築が不要なため、プログラミング未経験者の初めての学習教材にはオススメです!
私は最終的に3カ月の間、Progateを勉強しました。
Progateを3カ月勉強した後、私のProgateのレベルは以下のようになりました。
この記事では、ProgateのRuby on Rails5コースの勉強時間について、プログラミング未経験者の私が実際にかかった時間を紹介します。
ProgateのRuby on Rails5コースの勉強ってどれぐらい時間かかるの?
私は合計32時間30分の時間がかかったよ。
この記事では、以下のポイントについて解説します。
チェックポイント
・ProgateのRuby on Rails5コースについて
・コースの概要と実際の勉強時間
ProgateのRuby on Rails5コースについて
まず初めに、Progateの全ての講座の中でも、Ruby on Rails5コースは最難関といえるほど難易度が高いです。
Progateの学習で、最初にRuby on Rails5コースを始めると、多くの方が挫折すると思います。
私も難し過ぎて、1周目の途中で挫折し、別のコースに逃避しました。
そのため、Ruby on Rails5コースを勉強する前に、HTML/CSSコース、Rubyコース、JavaScriptコースの3つを学習しておくことをオススメします。
まずはHTML/CSS・Ruby・JavaScriptコースの3つからやってみよう!
Ruby on Rails5コースは、Progateの講座の中でも一番といえるほど難しいコースです。
しかし、難易度が高いだけ身につく知識も、就職活動で使えるほど実用的です。
実際、私はRuby on Rails5コースを受講後、Ruby on Rails5とHerokuおよびPostgreSQLを用いて、以下のアプリを作成しました。
【FP3級エピソーダー】
https://desolate-citadel-17220.herokuapp.com/
ProgateのRuby on Rails5コースで挫折するかどうかが、自分にプログラミングが向いているかを測る試金石になるでしょう。
Progateで一番最初に勉強するコースとしては、HTML/CSSコースがオススメです。
内容が濃いため、コース学習に必要な勉強時間は長いですが、プログラミングで稼ぐ場合には学習必須といえるコースです。
HTML/CSSコースの次に、Rubyコースの学習をオススメします。
HTML/CSSは、マークアップ言語とよばれ、正確にはプログラミング言語ではありません。
マークアップ言語がWebサイト構成、プログラミング言語が計算処理を担当するものという認識です。
たとえば、電卓は計算処理をしたあと、計算結果を表示します。
- 結果表示画面の設計:マークアップ言語
- 計算処理方法の設計:プログラミング言語
・計算結果の表示を何桁まで表示するか?
・表示する数値の色は何色か?
私たちの目に見える表示画面の構成をどのようにするか、設計するのがマークアップ言語といえるでしょう。
それに対して、電卓内部の計算処理関係を担当するのがプログラミング言語です。
目に見えない部分の設計のため、面白みが感じられない場合もありますが、非常に重要な設計です。
プログラミングを間違えると、「1+1=3」のような誤った結果を表示する恐れがあります。
Webサイト制作ではプログラミング不要の場合もありますが、複雑なWebサイト構築をする場合には必要になります。
そのようなプログラミングの基礎を学ぶコースとして、まずはRubyコースをやってみると良いでしょう。
Rubyコースでプログラミングの基礎を理解したら、JavaScriptコースに挑戦してみましょう。
プログラミングの理解を深めるなら、JavaScriptコースの学習は必須です。
JavaScriptコースは、Progateのプログラミング言語講座の中でも難関のコースです。
JavaScriptコースで挫折する方も多いため、まずはRubyコースでプログラミングに慣れることをオススメします。
HTML/CSSコース⇒Rubyコース⇒JavaScriptコース
この流れで学習すると、マークアップ言語とプログラミング言語について、ある程度理解できたといえるでしょう。
Ruby on Rails5コースは、マークアップ言語とプログラミング言語をある程度理解したうえで学習することをオススメします。
なぜなら、Ruby on Rails5はRubyのフレームワークだからです。
フレームワークとは?
フレームワークは、「全体の処理の流れがある程度決められている開発ツール」です。
もしも、「電卓アプリを今からプログラミングで作ってください」といわれたら、どのように作りますか?
プログラミング初心者の方は、何から手を付けてよいかわからないと思います。
しかし、数字や+などの数学記号のボタンが設計された電卓アプリを用意して、「ボタンを押したときの処理や表示をプログラミングしてください」といわれた場合はどうでしょう?
そのような枠組みが作られていれば、ある程度はプログラミングの方向性のイメージがつくと思います。
枠組みやルールを作ることで、開発をスムーズにさせるものがフレームワークです。
そして、Ruby on Rails5は、Rubyのプログラミング言語をベースにしたフレームワークとなります。
Ruby on Rails5コース学習に必要な知識
Ruby on Rails5は、Webアプリケーションを作るのに適したツールです。
ProgateのRuby on Rails5コースではあまり触れませんが、実際にRuby on Rails5でアプリ開発を行う場合、表示画面のレイアウト設計は必要です。
そのため、表示画面のレイアウトに関わるHTML/CSSコースの知識は必須といえます。
まず、Ruby on Rails5は、Rubyをベースにしたフレームワークのため、Rubyの知識が必須です。
また、JavaScriptの知識自体は不要ですが、Progateで学ぶプログラミング言語(JavaScript、PHP、Rubyなど)はどれも似通った内容です。
そのため、Progateのコースの中でも、難易度の高いJavaScriptコースを学習すれば、基本的なプログラミング知識をある程度身につきます。
プログラミングの基礎を身につけた状態で、Ruby on Rails5コースを受講することをオススメします。
コースの概要と実際の勉強時間
Ruby on Rails5コースでは、Twitterに類似したアプリを作成します。
実際にアプリを作るため、講座の数も多く、難易度も高いです。
しかし、コースの内容を理解できれば、自分でアプリを作ることも可能です。
Ruby on Rails5 Ⅰ(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅰでは、Ruby on Railsの基礎である、ビュー・コントローラ・ルーティングについて学びます。
Ruby on Rails5 Ⅰ・Ⅱコースは無料で受講できます。
コントローラやルーティングは、フレームワーク独自の考え方のため、他のプログラミング言語の学習とは毛色が違うように感じるでしょう。
しかし、自分でアプリを作ることを考えた場合、大変便利な機能なので頑張って身につけましょう!
このコースは復習も含めて、私のRuby on Rails5 Ⅰコースの勉強時間の合計は、1時間30分です。
コース1周だけなら、勉強時間は1時間程度です。
Ruby on Rails5 Ⅱ(Progateの目安時間:2時間30分)
Ruby on Rails5 Ⅱでは、投稿一覧ページ作成やデータベースの扱い方いついて学びます。
本来であれば、データベース作成などは、自分のパソコンにローカル環境を構築する必要があります。
しかし、Progateは面倒なローカル環境構築不要で、Ruby on Railsの内容に絞って学べます。
私はプログラミングを学び始めて1年経過しても、いまだにローカル環境構築は苦手です。
プログラミング未経験者が、プログラミングのローカル環境構築で挫折するのは大変もったいないので、ローカル環境構築が苦手な方には、まずはProgateをオススメします。
このコースは復習も含めて、私のRuby on Rails5 Ⅱコースの勉強時間の合計は、3時間です。
コース1周だけなら、勉強時間は2時間程度です。
Ruby on Rails5 Ⅲ(Progateの目安時間:2時間10分)
Ruby on Rails5 Ⅲコースでは、投稿詳細ページや新規投稿ページの作成について学びます。
このあたりからコースの難易度が難しくなってきます。
しかし、このコースで学ぶメソッドなどは、この後のコースやアプリ開発でも大切な知識です。
コースを1周しても理解できない場合は、何度か復習しても良いでしょう。
このコースは復習も含めて、私の Ruby on Rails5 Ⅲコースの勉強時間の合計は、2時間30分です。
コース1周だけなら、勉強時間は1時間30分程度です。
Ruby on Rails5 Ⅰ道場レッスン(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅰ道場レッスンでは、Ruby on Rails5 Ⅰ~Ⅲコースのおさらいをしていきます。
難易度は少し高いですが、Ruby on Rails5 Ⅰ~Ⅲの学習内容を理解していれば対応できる内容です。
学習内容の復習になるため、道場レッスンは必ずやりましょう。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅰ道場レッスンの勉強時間の合計は、3時間です。
Ruby on Rails5 Ⅳ(Progateの目安時間:1時間40分)
Ruby on Rails5 Ⅳコースでは、投稿の編集・削除機能について学びます。
多くのアプリ開発で必須の機能であるため、ぜひとも理解しておきたい内容です。
updateアクション、destroyアクションは今後も必要なため、実際に手を動かして覚えていきましょう
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅳコースの勉強時間の合計は、1時間です。
Ruby on Rails5 Ⅴ(Progateの目安時間:1時間50分)
Ruby on Rails5 Ⅴコースでは、不正な投稿データを制限するバリデーション機能について学びます。
私は個人でカンタンなアプリ開発をしたことがありますが、個人の趣味の範囲の開発なら、不正な投稿を制限するバリデーションは不要です。
しかし、アプリの完成度を求めるなら、やはり制限機能が必要です。
将来的に商業目的のアプリを作る場合は、バリデーションについては詳しく理解する必要があります。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅴコースの勉強時間の合計は、1時間30分です。
Ruby on Rails5 Ⅱ道場レッスン(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅱ道場レッスンでは、 Ruby on Rails5 Ⅲ~Ⅴコースのおさらいをしていきます。
自分の力だけでやる場合、難しいコースですが、これまでのコースの内容を見返しながら頑張りましょう。
このコースあたりからRuby on Rails5の理解が難しくなります。
完全に理解はできなくとも、まずはRuby on Rails5コースを1周する気持ちで取り組みましょう。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅱ道場レッスンの勉強時間の合計は、2時間です。
Ruby on Rails5 Ⅵ(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅵコースでは、ユーザーの新規作成・編集機能について学びます。
基本的には、これまでのコースで学んだ内容と類似してますが、このコースあたりから応用的な知識が増えていきます。
これまでの内容の理解が不十分な場合、挫折しそうになるため頑張りましょう。
私もこのコースあたりから理解が難しくなりました。
理解が不十分でも、Ruby on Rails5コースを1周すれば、フンワリとした理解はできるため、とりあえずコース1周するのもアリでしょう。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅴコースの勉強時間の合計は、3時間です。
Ruby on Rails5 Ⅶ(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅶコースでは、プロフィール画像設定について学びます。
このコースの内容自体はそこまで難しくありません。
ただし、Progateのプロフィール画像の設定方法は、基礎的な内容のみです。
実際のアプリ開発で、プロフィール画像設定機能を追加する場合、応用的な知識が求められます。
このコースで学習した基礎知識をもとに、Google検索などで自分で調べて解決する力が必要となるでしょう。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅶコースの勉強時間の合計は、1時間30分です。
Ruby on Rails5 Ⅷ(Progateの目安時間:3時間)
Ruby on Rails5 Ⅷコースでは、ログイン・ログアウト機能について学びます。
ログイン・ログアウト機能の実装と聞くと、難しそうなイメージがあります。
しかし、Ruby on Railsを用いたログイン・ログアウト機能の実装はそこまで難しくありません。
ログイン・ログアウト機能が実装できるだけで、自分のプログラミング知識に自信が持てるため、プログラミング初心者の方はぜひこのコースは受講してほしいです。
実際に自分の手で実装してみると、ログイン・ログアウト機能の実装よりも、アクセス制限の方が大変だと感じます。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅷコースの勉強時間の合計は、2時間です。
Ruby on Rails5 Ⅲ道場レッスン(Progateの目安時間:3時間)
Ruby on Rails5 Ⅲ道場レッスンでは、 Ruby on Rails5 Ⅶ、Ⅷコースのおさらいをしていきます。
Ruby on Railsの道場レッスンは、自分の力でやる部分が大きく難しいですが、今までのコースを見返しながら頑張りましょう。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅲ道場レッスンの勉強時間の合計は、3時間です。
Ruby on Rails5 Ⅸ(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅸコースでは、投稿とユーザーの紐づけについて学びます。
個人的にはこのコースの理解が一番難しく、コースを終えた後も完全に理解することはできませんでした。
投稿とユーザーを紐づけする際の指定方法のコードの規則がよく理解できなかったためです。
このレベルになると、自分で何度もコードを書いて試行錯誤しながら理解していく領域だと感じます。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅸコースの勉強時間の合計は、2時間30分です。
Ruby on Rails5 Ⅹ(Progateの目安時間:1時間30分)
Ruby on Rails5 Ⅹコースでは、「いいね機能」の作成について学びます。
「いいね機能」が実装できるだけで、見栄えがとても良くなります。
プログラミングは目に見えないシステムの設計が多いため、目に見える部分のクウォリティが上がると成果を実感できます。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅹコースの勉強時間の合計は、1時間30分です。
Ruby on Rails5 Ⅺ(Progateの目安時間:2時間)
Ruby on Rails5 Ⅺコースでは、パスワードのハッシュ化について学びます。
このコースの内容自体は難しくありませんが、セキュリティに関する内容であるため、とても重要な部分です。
また、Progateは環境構築不要なため問題が生じませんが、本来はローカル環境で実行する内容があります。
そのため、今後自分の力でアプリ開発する場合、ローカル環境構築の知識も必要となります。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅺコースの勉強時間の合計は、1時間です。
Ruby on Rails5 Ⅳ道場レッスン(Progateの目安時間:3時間分)
Ruby on Rails5 Ⅳ道場レッスンでは、 Ruby on Rails5 Ⅸ~Ⅺコースのおさらいをしていきます。
Ruby on Railsの道場レッスンの中でも、個人的には一番難しいコースでした。
なぜなら、投稿とユーザーの紐づけの理解が不十分だったため、正しい指定ができずにエラーが頻発したからです。
いろいろ試行錯誤して、なんとか完成できたという感じで、きちんと理解して完成させたとはいえない状況でした。
それでも、Ruby on Rails5コースを適宜復習すれば、自分でカンタンなアプリが作れる程度の自信は付きました。
このコースは1周のみで、私のRuby on Rails5 Ⅲ道場レッスンの勉強時間の合計は、3時間30分です。
Ruby on Rails5コースのまとめ
Ruby on Rails5コースについて、Progateの累計目安時間と、実際に私が要した勉強時間をまとめると、以下のようになります。
チェックポイント
・Progateの累計目安時間:32時間40分
・実際に私が要した勉強時間:32時間30分
復習にかけた時間が多いですが、Ruby on Rails5コースの学習はProgateの累計時間と同程度の勉強時間を見積もった方が良いでしょう。
Ruby on Rails5コースを受講完了できるなら、他のコースは挫折するほど躓くことなく受講できるはずです。
また、Ruby on Rails5コースの知識を活かして、自分でカンタンなアプリを作ることもできるでしょう。
Ruby on Railsの知識は企業でも需要があるため、アプリ開発企業への就職を考えているプログラミング初心者の方にはオススメです。
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