【貯金2000万の無職の体験談】会社を退職したら後悔する?

こんにちは、32リタイア男です。

私は32歳貯金2000万で会社を退職して、実家暮らしの無職になりました。

このブログを見ている方は、おそらく会社を退職するか悩まれていると思います。

悩む人

会社を退職したら、やっぱり後悔するの?

32リタイア男

後悔する人はいるかもしれないね。
でも、私は全く後悔してないよ。

会社を辞めたら後悔するという話をよく聞きます。

結論からいうと、私の場合は全く後悔していません。

ただし、全ての人が後悔しないとは断言できません。

私の場合はなぜ後悔しないのか、その理由を解説していきます。

この記事のポイントは以下のとおりです。

  • 他人の意見を鵜呑みにしない
  • 会社のメリット・デメリットを考える
  • 脱サラ生活に対する楽観視
目次

他人の意見を鵜呑みにしない

私が脱サラを後悔していない理由の1つに、「他人の意見を鵜呑みにしない」ことが挙げられます。

会社が辛い!辞めたい!と思っている人に対して、よく次のようなことが言われます。

 「会社を辞めたら後悔するよ」

 「次の仕事はどうするの? 次の仕事を決めてから辞めた方が良いよ」

 「もう少しだけ頑張ってみたら?」

これらの言葉が全て間違っているというつもりはありませんが、全てが正しいというわけでもありません。

大事なことは、「言われた内容」ではなく「誰に言われたか」で判断することです。

ずっと1つの会社に勤めている上司に「会社を辞めたら後悔する」と言われたとしても、全く気にする必要はありません。

なぜなら、「その上司は会社を辞めたことがない」からです。
会社の仕事については上司の教えは正しいかもしれませんが、会社を辞めることに対する教えは素人同然です。

退職経験のない素人の助言より、退職経験の多い方の助言の方が参考になるはずです。

そのため、転職および無職経験のある上司から言われた意見であれば、真剣に聞く必要があります。

私も退職前に社内で転職経験のある人に話を聞いたところ、次のようなアドバイスをいただきました。

 「前職(現場作業重視)に比べて、肉体的負担は少ないが、精神的負担は大きい」

 「転職を3回したが、それぞれ会社特有の自分に合う合わないがある」

このような意見は真剣に考える必要があり、それらを踏まえて会社に勤めるメリット・デメリットをまとめた方が良いでしょう。

会社のメリット・デメリットを考える

私の場合は、会社に勤めるメリット・デメリットは次のことが挙げられます。

メリット
・給料が高い
・肉体的負担は少ない
・土日休暇はきちんと取れる
デメリット
・仕事で求められる水準が高い(精神的負担が大きい)
・その会社特有の業務、人間関係が合わない

メリット・デメリットを考え、私の場合はメリットよりもデメリットの方が耐えられなかったため、退職を決断しました。

脱サラ生活に対する楽観視

私が脱サラを後悔していない他の理由として、「脱サラ生活に対する楽観視」が挙げられます。

これは必ずしも良い理由ではありません。
しかし、退職後の生活を考えて悲観的になる人より、楽観的に考えられる人の方が、脱サラしても当面の間は後悔することはないでしょう。

しかし、楽観的な人は「当面の間は」後悔しないだけであって、貯金の少ない状態で退職後に何もせずダラダラと過ごしていれば、将来的に激しく後悔する恐れがあります。

大事なことは、「生活防衛資金」と「自分の資本価値」をある程度把握した上で、楽観的に考えることです。

「生活防衛資金」とは、今の貯金で何年生活できるか?を指します。
私の場合、実家暮らしで年間生活費100万程度で貯金2000万あるため、甘めの計算ではありますが20年間生活できる資金があります。

「自分の資本価値」とは、自分が働いていくら稼げるか?を指します。
正確な算出はできませんが、最低でも時給800円のアルバイトに就く能力と、月100時間労働する気力はあると考えているため、月8万円✕12カ月=年96万円の資本価値は持っている計算です。

その場合の年間生活費は、100万円ー96万円=4万円であり、その状態なら50年間生活しても支出額は200万円です。

さすがに50年以上も実家暮らしで生活費100万円で生活できるほど甘くは無いですが、収入は努力すればフリーランスで年収100万以上は稼げるという自負があります。

「生活防衛資金」と「資本価値」を考えた上で、私は会社を退職しても大丈夫と楽観視しているため、退職後の後悔は全くありません。

「生活防衛資金」は貯金と月々の支出額から、ある程度は算出可能です。
あとは、自分の「資本価値」を考慮して、退職しても生活可能だと判断したならば、過度に悲観的になる必要はありません。

もし私が後悔するとすれば、「自分の資本価値」が想定より低く、フリーランスで年収100万円を稼いだり、転職できるほどの能力が無い場合です。

会社を退職後、1年が経過してもまだ収入は少ない状態ですが、現状は後悔を感じていません。

ブラック企業で長時間働いている方は、その労働時間を副業の勉強に費やせば、収入を得られるレベルまで成長できると思いませんか?

私は会社で働きながら副業をする気力はありませんでした。
しかし、会社を退職後に稼ぐための活動を継続することはできています。

稼ぐ活動を始めて3カ月は収入がありませんでしたが、1年継続すれば毎月僅かながら収入が得られる状態になりました。

まとめ

最後にまとめとして、私が脱サラを後悔していない理由は次の3点が挙げられます。

チェックポイント

・退職経験のない方の意見を鵜呑みにしていない

・会社で働くメリットよりデメリットの方が大きかった

・脱サラして無職になっても生活できると楽観視している

これらの理由だと、私が「人の意見を聞かず、世の中を甘く見ているだけの社会不適合者」と思われるかもしれませんね(笑)

将来稼げない場合、会社を退職したことを後悔することもあるかもしれません。

ただ、退職して後悔する人は、次のポイントを把握していない人に多いと考えます。

  • 勤めている会社のメリット・デメリット
  • 「生活防衛資金」と「自分の資本価値」

上記のポイントを完璧に把握することはできませんが、ある程度想定はできるはずです。
退職を検討されている方は、まずこれらのポイントを考えてみましょう。

また、退職を決める前に下記の記事もオススメします。

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