誰でも簡単に決められる「物を捨てる3つの基準」

「部屋が整理できない」という悩みを抱える人の多くに「物が捨てられない」という特徴があります。
しかし、部屋を整理するときに一番重要な行動が「いらない物を捨てること」です。

何故なら、部屋の物を捨てなければ貴方の部屋の容量は増えないからです。

PCやスマホの容量が一杯で整理が必要なとき、PCやスマホ内のデータを削除せず、フォルダに仕分けだけして整理する人はいません。
まず初めに、いらないデータを削除することから始めます。

部屋の整理も同じことですが、いざ物を捨てる段階で「これは何かで使うかもしれないから取っておこう」と考える人は多いです。

この記事では、そのような人でも簡単に決められる「物を捨てる基準」を3つ紹介します。

目次

物を捨てる3つの基準

結論から書きますと、物を捨てる3つの基準は次の1~3になります。

  1. 「使う物」と「使わない物」で仕分け
  2. 「思い出」の大きさで仕分け
  3. 「再入手可否」で仕分け

上記の1~3の順で仕分けしていきましょう。

「使う物」と「使わない物」で仕分け

部屋の整理をする際、誰でも必ず部屋の中で1つは「捨てられる物」を選べるはずです。

なぜ「捨てられる」と判断できたのでしょうか?

それは貴方にとって「価値が無く、使わない物」だからです。

空になったティッシュ箱やペットボトルを「これは何かで使うかもしれないから取っておこう」と考える人は、工作で使うなどの目的が無い限りはいないはずです。

まず貴方にとって「価値が無く、数年以内に使わない物」は捨てましょう。

使わない物でも、思い出の価値がありそうな古い物については次のやり方で仕分けましょう。

「思い出」の大きさで仕分け

「使う物」と「使わない物」の仕分けが済んだら、今度は思い出の価値がありそうな古い物を「思い出」の大きさで仕分けしていきましょう。

この仕分けが「物を捨てられない人」には、一番大変な作業だと思います。
そのため、「思い出」が薄いと思える物だけ、まずは仕分けしましょう。

例えば、写真は「思い出」の大きい物の代表といえます。
写真の仕分けで悩む人は、一旦全ての写真は保管する方向で仕分けしましょう。

写真はスキャンしてデータとして保存することも可能です。
写真の仕分けで悩む人は一通りの整理が終わった後で、思い出の薄い写真は念のためデータ化してしまえば、捨てやすくなるでしょう。

その他にも、「家族との思い出」「恋人との思い出」「幼少時の思い出」がある物は多くあると思います。
ここで悩んでしまうと整理できなくなるため、一旦それらの「思い出」の大きそうな物は一箇所にまとめておきます。

そして仕分け後に残った、「思い出」の薄そうな古い物はバッサリ捨てましょう。

例えば、「昔遊んでいたが、今はよく覚えていないおもちゃ」「子供の頃に読んでいたであろう絵本」などが当てはまりますが、この捨て方については「将来子供が生まれたら子供にあげよう」と考えて捨てられない人もいるかもしれません。

しかし、本当にそれをあげて子供が遊んでくれるでしょうか?
多くの子供は最新のおもちゃに興味を持ちますし、絵本はお店で買い直せるものであれば古びた絵本より新しい絵本を与えてあげたくなりませんか?

すぐに子供が生まれる予定があるならともかく、いつになるかもわからない将来であれば、その将来は除外して今必要かどうかで考えるべきです。

「再入手可否」で仕分け

上記の仕分けが終わっても、整理が苦手な人は「まだ使うかもしれない物」「多少は思い出がある物」など、捨てるか迷うものがまだ多くあると思います。

それ以外にも、「書類や本などの紙類」「ポケットティッシュなどの日用品」などの「多少の価値が多少はあり、何かに使うかもしれない物」もあるでしょう。

ここからさらに整理する場合、「再入手可否」で仕分けすれば後悔は少ないです。

例えばポケットティッシュはいつでも買えますし、配られているものを無料で入手する機会も多くあります。

少量を残すのは良いと考えますが、花粉症で消費が激しいなどの問題が無い限りは、10個以上保管しても全てを消費するのは大分先になるでしょう。

「思い出のある物」についても同様です。

例えば、小学校時代に使っていた「リコーダー」や「習字道具」など、これらは懐かしいという思い出はあるでしょうが、再び使いたいとは思わないのではないでしょうか?

そして、これらは再び使いたいと考えたとき、お店で簡単に購入することが可能です。
そのため、「特に思い入れのある物」でなければ、「思い出のある物」でも「再入手可能」で「使わない物」は捨てることを勧めます。

私の断捨離について

以上が「物を捨てる3つの基準」の紹介となります。

最後に、私が行った断捨離について書きます。

私は会社を退職して実家に戻った際に、自分の部屋の整理をしました。
自分の部屋を整理すると、古い物が大量に出てきました。

主に、ゲーム・漫画・学生時代の勉強道具・子供の頃のおもちゃなどがあります。

まずゲーム、これはほぼ全て売りました。
既にクリア済みであり、再入手可能な物だからです。

漫画は、全巻揃っている物については残しました。
全巻揃っている漫画は特に気に入っていた物ということもありますが、メルカリなどのフリマアプリでも全巻セットであれば、それなりの価格で売れる可能性があるためです。

学生時代の勉強道具、これは大学時代の専門的な物は残していますが、高校以前の物は捨てました。
子供に勉強を教える人以外は、今後も使うことがない物ばかりだと思っています。

子供の頃のおもちゃ、これもほぼ捨てました。
これは私が「思い出」にあまりこだわらないこともあるかもしれません。
ただし、限定販売のトレーディングカードなど、将来的に希少価値が出る可能性がワンチャンあるものについては残しました(笑)。

断捨離の仕方は人それぞれですが、「思い出」にこだわらない人は断捨離が得意な人が多いと考えます。

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